免疫ビタミンLPSは、あまり聞きなれないビタミンかも知れません。
しかし免疫細胞を助け、私たちの体を守る役割をする、とても重要なビタミンなのです。

年齢を重ねるごとに風邪が治りにくい、ケガがなかなか治らない、そう感じていませんか?
体調の変化を感じていませんか?

ストレスを強く感じていたり、タバコを吸っている人も、知らず知らずに免疫機能が低下している可能性があります。
なんとなく体調が優れない、そう感じている人も多いはずです。

少しでも思い当たるなら、免疫ビタミンLPSについて知っておく必要があります。

あなたの体調がグッと改善し、健康で快適な生活を手に入れるヒントになるでしょう。

病原体や異物を食べる、免疫細胞マクロファージ

マクロファージは体内のお掃除屋さん

免疫の働きにおいて、マクロファージは欠かせない存在です。

免疫細胞には2種類あります。
成長していく段階で備わっていく獲得免疫。
生まれながらに持っている自然免疫。

この自然免疫の中で、私たちの体を病原菌やウイルスから守ってくれるのが、マクロファージと呼ばれる免疫細胞です。

マクロファージは白血球に含まれます。
特徴的なのは、体内の病原菌や異物を食べるということです。これを「貪食」と言います。
体内の病原体やウイルスなどを、アメーバのようにをキャ ッチして食べ、消化・殺菌するのです。

簡単に言うと、体内のお掃除屋さん。
病原体やウイルスの他にも、死んだ細胞やがん細胞、腎結石などもお掃除してくれる、とても仕事のできるお掃除屋さんです。

貪食するのは菌だけでなく、アルツハイマー病の原因となるβアミロイドや腎臓結石も貪食することができるのです。

さらには、神経の修復、脳のシナプスの正しい形成、臓器の働きをサポートするなど、生理的作用も担っているのです。とても優秀な免疫細胞なのです。
お掃除屋さんだけでなく、優れた便利屋さんでもあります。

このように、マクロファージは私たちの健康維持や、獲得免疫の働きには欠かせない存在なのです。

マクロファージはストレスに弱い

マクロファージは、ストレスにとても弱いのです。
私たちの健康を維持してくれているマクロファージ。
その機能が低下すれば、様々な悪影響が発生するのは一目瞭然です。

現代は、人は多くのストレスに囲まれています。
精神的、肉体的ストレスはもちろん、大気汚染や食品添加物、タバコなども体にとっては大きなストレスになっています。

そのため多くの人が、体内のマクロファージを最大限に発揮できていないと考えられます。
そのままでは、私たちの体はどんどん病原菌や異物、ウイルスに冒されてしまいます。

また、加齢によってもマクロファージの機能は低下してしまいます。
年をとると、若い時にはすぐ治った傷か治りにくかったり、風邪がなかなか治らなかったりしますよね。
それは、マクロファージの機能が低下していることが、大きな理由と言えます。

傷の治りに関しては、傷を治すために集まるマクロファージの数が、若いときでは傷を受けてから7日目がピークになります。
しかし、高齢者層では84日がピークになるというデータがあります。

このように、私たちの体はストレスや加齢に伴い、マクロファージの機能が低下していくことは免れないのです。
そこで、マクロファージを活性化させ、力を最大限に発揮できるようにしてくれるのが、免疫細胞LPSなのです!

マクロファージの機能を促進するLPS

LPSと呼ばれる糖脂質

マクロファージを活性化させるために、様々な研究が進められてきました。
その中で発見されたのが、『LPS』という糖脂質です。
マクロファージがしっかり働けるようサポートしてくれている、必要不可欠なビタミンなのです。

野菜や穀類などの食用植物に多く存在するパントエア菌に含まれており、糖と脂質が結合した成分です。

具体的にLPSが多く含まれる食品には何があるでしょうか。
LPSがもっとも含まれているのは玄米、めかぶ、レンコンです。
玄米が苦手な人は、金芽米(東洋ライス)にはLPSが豊富に含まれています。
他にも、なめこやヒラタケなどのキノコ類、ひじき、岩海苔などの海藻類などに含まれます。

LPSはマクロファージを活性化する

マクロファージには、このLPSをキャッチする受容体がたくさん存在しています。
LPSがこの受容体に結合することでマクロファージが活性化すると、長年の研究によって明らかになってきました。
食べ物から取り入れることができ、免疫を高める効果が期待できるということで、ここ数年では雑誌やテレビなどで取り上げられることも多くなりました。

LPSと同様の免疫を高める成分として有名なのがペプチドグリカンです。
しかし、マクロファージを活性化させるために、LPSよりなんと1000〜10000倍の量が必要になるのです。
それだけ、LPSは活性能力が高いビタミンであると言えます。

LPSは有毒性?

LPSについて調べていくと、有毒なものであるという記載があります。
しかしそれは、血液中に注射した時の場合です。

LPSは口から摂取したり皮膚で触れたりしても、毒性はありません。
むしろ摂取した方が体に良く、たくさん取り過ぎても有毒にはなりません。

注射により、LPSが本来入ってくるべきところ以外のところから入るため、体内の異物として捉えられてしまうのです。そのため排除しようとし、炎症が起こってしまいます。

前途で述べたように、経口摂取によるLPSは、免疫機能を高めてくれる素晴らしいビタミンなのです。

まとめ

・免疫細胞マクロファージは、体内の病原体を掃除してくれる、私たちの健康に欠かせない存在。

・マクロファージはストレスや加齢により機能低下する

・免疫ビタミンLPSは、マクロファージを活性化する能力が高い

・LPSは経口摂取では有毒ではない。むしろ経口では免疫機能を高めることができる

ストレスや、加齢により低下した免疫機能は、LPSを積極的に摂取することで、改善されるでしょう。
現代社会を生きる私たちには必要不可欠な存在といえます。

ストレスや加齢による体調の変化を感じている方は、ぜひLPSを摂取して免疫機能を高め、健康で快適な生活を手に入れて下さいね。

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