冷え性でお悩みの方は多くいると思いますが、

『高麗人参』が冷えに効果があると言われているのをご存知でしょうか?

漢方として有名であり、一度は耳にしたことがあると思います。

でも、高麗人参のどんな成分が身体に作用して、冷えに効果を発揮してくれるのかを理解している方は少ないのではないでしょうか。

ではなぜ冷えがいけないのでしょうか?

なぜなら体温が下がることはイコール免疫力及び代謝の低下を意味するからです。

つまりは、ウイルスに感染しやすくなったり、風邪を引きやすい身体になる可能性があるのです。

冷えを改善するためには、血流を促してくれる素材を摂取することが重要です。

そこで今回は冷えに効果が期待されている『高麗人参』に注目をして、その成分や効果について詳しく解説します。

高麗人参の効果の秘密は主成分・ジンセノサイド

言葉は知っていても、実際にはほとんど目にすることのない高麗人参とはどんなものなのでしょうか。

高麗人参の読み方と呼び名

高麗人参の読み方は「コウライニンジン」です。別名で「オタネニンジン」や「朝鮮人参」とも呼ばれています。

高麗人参と人参の違い

人参と名の付くことから、スーパーなどでよく目にする野菜の人参を連想するかもしれませんが、人参はセリ科、高麗人参はウコギ科であり全く別のものです。

高麗人参の原産は中国で、その歴史は2000年も前から健康に万能である薬草として存在していました。当時はとても珍しく、大切な贈り物として扱われており、江戸時代には日本でも栽培されるようになったと言われています。

高麗人参の成分

高麗人参は生薬の代表とも呼ばれていますが、その主要な成分に含まれているのがジンセノサイドです。このジンセノサイド(別名サポニン)は植物の根や茎に含まれており、冷えや疲労などの改善に有能であることがわかっています。また炭水化物、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などを含んでおり、栄養価の高さが特徴です。

    高麗人参の種類

高麗人参は栽培する年数によって成分量、栄養価が変わります。成長過程において害虫や病気にかかりやすいため、育てるのが難しい植物と言われています。年数が長いほど栄養価が高いことがわかっていますが、6年が限界と言われています。

「冷え」を改善して免疫力をあげる

では実際に、どんな症状がある方におすすめできるのでしょうか?

高麗人参の効能・効果と共に見ていきましょう。

1、自律神経を整える

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって健康が維持されています。

このどちらか一方が崩れるだけで、身体の不調のみならず心の不調も出てきます。

例えば以下のような症状を感じることはありませんか?

  • 「疲れやすい」
  • 「元気が出ない」
  • 「食欲がわかない」
  • 「風邪を引きやすい」

日々の疲れ、人間関係のストレス、病気や怪我による肉体的・精神的ストレス。私たちは様々なストレスを抱えながら、自律神経をバランスよく保とうと無意識化で働かせています。

高麗人参の主成分であるジンセノサイドは、脳下垂体に働きかけることで自律神経を整える効果があります。

2、血流の改善

自律神経の不調に伴い、「冷え」もまた身体の不調を起こす原因となります。

血液の中にはウイルスや細菌などの外敵を除去してくれる白血球という細胞があります。体の温度が低下すると、白血球の働きも低下してしまいます。白血球の働きが低下すると免疫力の低下に繋がり、風邪を引きやすいなどの体の不調が出てきます。

ジンセノサイドには毛細血管を広げ、血流を改善する働きがあります。よって冷えを改善する効果がとても大きいのです。

また白血球には老廃物を除去してくれる役割があります。血流を促すことによって、白血球が活発となり、老廃物や不要な細胞を積極的に排除してくれるようになります。

3、抗酸化作用

年齢と共に増えると言われる活性酸素は、がん、老化、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の原因とされています。私たちの身の回りにはタバコや食品添加物、ストレスといった活性酸素を増加させる因子が多く存在しています。

ジンセノサイドには活性酸素を除去し、酸化を抑制する働きがあります。脂肪の酸化を防ぐことによって動脈硬化、さらに心筋梗塞や脳梗塞の予防へと繋がります。

血流を促してくれる「三大人参」 

免疫力をあげるためには冷えの改善が大切です。そのためには血流を促進する働きを持つ成分をバランスよく取り入れると効果的です。

ここでは高麗人参の他に、冷えに良い素材として注目されているものを2つ紹介します。   

日本山人参(ヒュウガトウキ)

日本では「神の草」とも呼ばれ、宮崎県・大分県の一部にしか生息しないとても珍しく希少な植物です。

新陳代謝の促進、高血圧予防・改善、糖尿病の改善・合併症抑制、血流の改善の効果があります。現代の病気における予防と改善に効果のある健康食品として、主要成分であるイソエポキシプテリキシンは厚労省から医薬品指定されています。

砂漠人参(カンカニクジュヨウ)

タクラマカン砂漠に生息する植物の根に寄生するのが特徴です。ホータン地区は世界の中でも有数の長寿エリアであり、その要因の1つに砂漠人参であると言われています。

日本において砂漠人参は「カンカ」と呼ばれており、認知症改善効果、抗酸化作用、血管拡張作用などに効果が認められています。

高麗人参を生活に取り入れる方法

高麗人参の種類には様々なタイプがあります。

顆粒タイプやエキスタイプ、高麗人参を煎じて粉末化したお茶、飲みやすく工夫されたカプセルや錠剤タイプのものなど、生活スタイルや好みによって選択可能です。

健康食品を生活に取り入れる時に気を付けることがあります。持病があり治療中の方や薬を服用中の方は、医師と相談の上で始めましょう。服用している薬によっては、副作用が強く出るといった相互作用の恐れもありますので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

・高麗人参は主成分であるジンセノサイドが自律神経に作用することで冷えを改善してくれます。

・高麗人参には血管拡張作用などの効果があり、血流の流れを良くすることで体温上昇が期待されます。

・高麗人参には抗酸化作用があり、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞の予防が期待されます。

高麗人参の摂取方法には、医薬品の他に、健康食品やサプリメントなど種類が豊富です。自分の生活スタイルに合った方法で取り入れていくのがお勧めです。さらに高麗人参を含む素材をバランスよく摂取することで、心と身体の健康をサポートします。

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